今回は銀行口座と証券口座の開設に関する記事です。
具体的には実際にやったことや用意した物や注意したことの記述です。
あとは審査通過と審査落ちした各金融機関および証券会社の考察です。
結論から申し上げますと
銀行は4社中3社が審査を通過して口座開設できました。
証券会社は1社申請して1社が審査通過で口座開設できました。
あくまで私の会社は今のところはブログ運営と有価証券の運用だけですので
融資予定もなく処理も簡単であることを前提としています。
なのでそれに伴う内容しか書けませんのでそのつもりでご覧になってくださいまし。
法人の銀行口座開設
会社設立は審査等は無く前回記事の手順通りにやりさえすれば簡単に出来ます。
問題はここからなんですよね。
実際に銀行口座を開けなかったらどうしようと思ってました。
ただ、捨てる神あれば拾う神ありでした!!という内容です。
基本的にはどこでも本人確認書類は必要です。私は免許証で済ませます。
各種の手数料もさることながら社会保険料(建保と厚生年金)の支払いも重要事項です。
銀行を使った支払いの方法は口座振替(自動引き落とし)かペイジー(PAY-EASY)
そして年金機構はネット銀行での口座振替(自動引き落とし)には対応してません。
なので口座振替なら実店舗を構える信金・地方銀行・都銀等々でやるしかないです。
私はいまのところ月1なのでネット銀行からペイジー(PAY-EASY)でいいかなと。
なのでネット銀行でペイジー(PAY-EASY)対応のところをひとつは開けないといけません。
もしも開設が出来なくても銀行にいって店頭から振込もしくはATMでペイジー(PAY-EASY)もできます。
でも面倒なのでさけたいところですね。
ではさっそくペイジー(PAY-EASY)対応のとこを頑張ってみましょう。
GMOあおぞらネット銀行
まずは定款づくりでお世話になったfreeeさんと提携してるここです。
残念ながらペイジー(PAY-EASY)には対応してません。
4/13の日付変わる前くらいにネットで申し込んで
4/22に実態を示す画面コピー頂戴と催促きてそれを出したら
4/25に口座開設が完了してました。
4/22に実態を示すものとして提出したのは以下
・グーグルアドセンスの実績や支払い画面
・アマゾンアフィリエイトの実績や支払い画面
・HPの画面コピー
他のところも出すのはこれらです。というか会社でき立てなのでこれ以外ないです。
ほんまにおたくやってんのか?ってことなんでしょうね。
でもまだ法人になってからは実績ないのであくまで個人時代のものを出してます。
ネットのみで完了です。
口座開設後に数日で簡易書留でカードもろもろ必要書類が届きます。
住信SBIネット銀行
ここは株や投信やETFやってる人には定番でしょうね。
残念ながらペイジー(PAY-EASY)には対応してません。
口座開設までは個人で銀行&証券会社を使い倒してるのかめちゃくちゃ速かった。
どのくらい速かったのかというとババン!!!
4/25ネットでもろもろの上記の画像をUPして申し込んで
4/27のお昼には口座開設
驚きのわずか3日ですよ!!
全部ネットで完了
誰でもそうなのかSBI証券と住信SBI銀行めちゃ使ってるからなのか
それはわからないですがとにかくすぐでした!!
ちなみにここがペイジー(PAY-EASY)対応してたら
株ETF投信で資産運用を考えている私的にはSBI証券とここだけでもよいくらいです。
あ~よかった。ほっ!!
ネットのみで完了です。
口座開設後に数日で簡易書留でカードもろもろ必要書類が届きます。
楽天銀行
え~、ここですよ、ここ、落ちたのはここです。
4銀行ともに提出書類はほぼ同じですがここは落とされました。
個人で楽天証券と銀行もっと使っといたらよかったの???
ちなみにペイジー(PAY-EASY)対応してます。
でもね。ここだけ電話がかかってきたんですよね。
提出資料についての電話ですけどね。
とにかく起業したてなのに取引先とか見積書とか契約書とか注文書とか出してって言われますね。
しかもFAXですよ。びっくり。
マニュアルでそのような質疑が設定されてるんでしょうけどね。
できたてホヤホヤの会社では到底出せないものばかりを求められました。私の場合はね。
なので個人的にはあまりおすすめしません。だって無理だもんね。
きっちり得意先に法人があって既に注文が入ってるもしくは販売実績があるのなら
当社に口座開設してくださいねって私には聞こえました。
ただしここのよいところは前述のペイジー(PAY-EASY)対応してることです。
ですがそこは次の銀行で解決しました。
PayPay銀行
いや~、ごめんなさい、あなどってました。
ここは素晴らしいです。マジで手数料面もなかなかよいです。
楽天銀行が審査で弾かれたので社会保険料のペイジー支払いどうしようかなと思ってた矢先です。
なんと!!!!なんと!!!
ペイジー(PAY-EASY)対応でした。
いや~、これで建保と厚生年金を簡単に支払えるようになりましたわ。
ここもfreeeさんから申し込めます。
提出書類も上記3行と同じですね。
ただし書類の郵送を求められます。ネット完結ではありません。
5/10に申し込んでから必要書類を郵送して5/16に先方に到着
5/18には口座開設完了
レスポンスといい素晴らしいでしょう。
本当にありがとございました。
口座開設後に数日で簡易書留でカードもろもろ必要書類が届きます。
今後のその他の実店舗銀行はどうするか
基本的にはSBI証券とペアの住信SBIネット銀行
社会保険料(建保+厚生年金)支払いペイジー(PAY-EASY)対応のPayPay銀行
このふたつで要件は満たしています。
ただ法人設立当初ってのはどうも下駄を履かせてもらってるらしいんですよね。
どういうことかというと”できたてだから”という理由で銀行が甘めに見てくれるらしい。
なので数年後とかでは口座開設はできないかもしれないところも
今なら創業祝儀みたいなので開きやすいとかなんとか。
なのでちょっと実店舗も考え中です。
でもネットバンクの基本料がないとこなので限られてきますけどね。
それほどお金出入りがないので月額固定で取られるのは無駄と考えます。
法人の証券口座開設
銀行も大事でしたがここはもっと大事でした。
アドセンスやアフィリエイトが大きくなればいいのですが
まずは株ETF投信で社会保険料はまかなわなければならないからです。
SBI証券
ここ!!もうここのみですよ。
ここが審査落ちしたらどうしようかと思いました。
マネロンなんかしないよ!!
個人でイー・トレード証券時代から20年以上使わせてもらった個人口座みて~って感じでした。
銀行と違って時間はかかりました。
こちらの書類の不備があったのを差し引いても時間が掛かりましたね。
正直な話ね、もうこれ審査落ちかなと思ったほどです。
多分ですけど書類返送されてるので2週間くらいは掛かってると思います。
実質支配者うんぬんのところが理解しにくかったですね。
ひとり社長で金も自分が出してるから自分しかないんだけど
どれを選べばいいのかがわからなかったですね。
なんなら間違えたのを選んで支配者のところが自分だからもうえっかってなってるかも。
あとはその実質支配者が海外で海外に利益がいきますかってのも書類できっちり書かないとダメでした。
まあ、もちろんNOですけどね。
兎にも角にもなんとか審査は落ちなかったです。
SBI証券と住信SBI銀行を連携させるときの注意事項・これ大事
えっとですね。
個人でSBI証券と住信SBIネット銀行を使ってる人はハイブリッド預金で連携させてますよね。
銀行内の移動だけで証券会社口座の残高に反映される便利な仕組み。
これを法人口座でもやるんですけど問題が起きましたのでご報告をば
なにかと言いますと銀行と證券会社が連携ができません!!
銀行側の名義は〇〇〇〇(ゴ
證券側の名義は〇〇〇〇合同会社
住信SBIネット銀行の口座名義とSBI証券の口座名義は厳密には一致してません!!
ですのでネット上の手続きでは別名義と認識されます。
なのでハイブリッド預金の銀行証券連携ができません!!
解決方法はヘルプデスクへの電話です笑
簡単~!!
でも私は何回もやりましたからね。。。。
念のためにここに記述をしておきますね。一助にでもなれば幸いです。
おまけ◆株式やETFや投信を購入する際に使う仕訳
私の場合は1年以上の長期保有ですので勘定科目は投資有価証券になります。
~100万円の株式を購入した場合~
【投資有価証券1,000,000円/現金1,000,000円】
ちなみに売却時は売却時の手数料の仕訳を1行追記して利益を明確にします。
~上記の購入条件から売却時に50万円利益が出て手数料が2,000円の場合は~
【現金1,500,000/有価証券1,000,000円】
【 /有価証券売却益500,000】
【支払い手数料2,000/現金2,000】
↓上記の左右の現金を相殺させて下記の2行でも↓
【現金1,498,000/有価証券1,000,000円】
【支払い手数料2,000/有価証券売却益500,000】
私のように資本金を小さくして個人のお金を会社に貸して株式を購入する場合
~役員が法人口座に個人のお金を貸して入金した場合~
【住信SBIネット銀行1,000,000円/役員借入金1,000,000円】
あとがき
まあ、いちばんの難関というか唯一の難関がこの口座開設関係です。
役所とは違って民間ですので審査もありますし、厳しければ通過しません。
いかにわかりやすく実態を相手方に説明できるかどうかだと思います。
私はやらなかったですが説明資料を作成するのもありかもしれませんね。
次回の記事はいざ運用開始してからの役所への手続き関係になります。
これは発生ベースで書いていくつもりなのでゆっくり追記形式になると思います。
まずは7月10日の0円源泉徴収を5~6月分からですね。
ではでは、ここまで長々とお読みいただきましてありがとうございました。
まだまだ手探りでやっておりますがわかりやすくかみ砕いて記述してまいります。
少しでも皆様のお役に立てるような内容たれと肝に銘じてやっていきますのでよろしくお願い致します。