親孝行の教科書

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はじめに

親孝行とはなんでしょうか?

親に喜んでもらうことだと思います。

世間ではどれほどのことをしているのでしょうか?

人それぞれ立場があるので出来ることは限られています。
その人なりの親孝行というものがあります。
でも、その立場や人なりというのが落とし穴なのです。
立場にあぐらをかいでいませんかね?

両親が亡くなったときに胸を張って
親孝行したから後悔はないと言えるのでしょうか?
他人にではなく、嘘をつけない自分自身に言えますか?

私は年初に父を亡くしております。
幸いにも数年前に知人より
『君のお父さんくらいの年齢なら親孝行しとかないと後悔するよ』
このように教えてくれました。

おかげで亡くなるまでの3年弱ほどは親孝行できました。
ぎりぎり間に合ったなという感じです。
それでも後悔は残っているのです。

ここでは知人から教えてもらった後悔しない親孝行の仕方を
ほんの一例ですがご紹介します。
出来るだけ後悔を少なくしてもらいたいという思いを込めて。

未婚・既婚にかかわらず
簡単なものから順に記述をしていきます。
ちなみに私が実際に全て実践したものです。

超初級編

親に顔をみせる

まずはここからですが
これすら出来ていない人も結構いるのは?
遠方であったり、理由はあろうかと思いますが
最低限のことなのでせめて年に1・2回はやるべきです。

初級編

親の好きな食べ物を知る

顔を見せる以外では初級とも呼ぶべき内容です。
親の好きな食べ物をご存知でしょうか?
恥ずかしながら私はあまり知りませんでした。

別に食べ物でなくても結構なんですが
親のことをちゃんと知っていますかということですね。
親は子の好みは知ってますが子はどうでしょうか?

会話をする

初級編に入れているのですが
案外と難しいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは簡単なことから始めてみましょう。
見ているTVのこと
親戚や身内のこと
うちだったら飼っている猫のこと
親の好きな食べ物や趣味や観光地のこと
親のことを知るきっかけにして下さい。

中級編

親の好きな食べ物を買ってくる

これは初級編を知らないと出来ません。
顔を見せるときに高価でなくてもいいので
親が好きな食べ物を買ってくるということです。

親しい人からプレゼントを貰ったら嬉しいですよね。
親はこれまで子に尽くしてきているので尚更です。
誰からのどんなプレゼントよりも嬉しいでしょう。

ちなみに私は同居していますが
2週間に一度程度は好物のモンブラン等を買って帰ります。
気にかけてくれているということが嬉しいと言ってくれてます。

日々の感謝を言葉に

同居している人は日々のことを
遠方の方は元気でいてくれていること等を
感謝の言葉としてはっきりと両親に伝えていますか?

『ありがとう』『感謝してる』って言葉にするのが大事です。
恥ずかしいですけどやってみると喜ばれますよ。
このあたりは一度意識すれば自然に出てくるものです。

簡単な手伝いをする

ある程度の高齢になってくると
なにをするにしても大儀になってきます。
身体の衰えと大変さは我々の想像を絶します。

同居している方は日々の簡単なことをお手伝いしてみては。
遠方の方は普段は出来ないことを聞いて
それをやってあげてみてはいかがでしょうか。

たまに顔を見せることだけを親孝行と思って
完全にお客様の待遇で実家に帰省をする人がいますが
それこそ、まさに初級編の親孝行で止まっている典型です。
もう少し踏み込んでなさってみてはいかがでしょうか。

特に遠方の方の場合は親はきてくれるだけで嬉しいので
遠慮をして困っていても何も言いません。
お客様の立場ではなく積極的に聞いてあげましょう。

ちなみに私は書くのもお恥ずかしいのですが
毎日の風呂の掃除だけはやってます。
最後に入るのだから当たり前ですが。

上級編

土日は必ず買い物についていく

これは同居をしている人ならやった方がいいですね。
可能なら土日と言わずに毎日でも。
簡単そうでなかなか出来ないことです。
だって土日はゆっくりしたいんだもん。

わざわざ時間を割いてくれていると言って
親はものすごく感謝してくれます。
私も可能な限りは一緒に近所のスーパーでも行くようにしてます。
なによりも会話の機会が増えますしね。
遠方の方も会う際はやってみてはいかがでしょうか。

週に一度は外食に連れ出す

これも同居しているからこそですが
週に1度は外食に行くようにしております。
母はそばが好きなので調べていろいろ行くようにしてます。
母は車を運転できないので車でしか行けないところは喜んでくれてます。

贅沢なところは行かなくてもいいんです。
高齢になると行動範囲も狭くなってしまって
体力的に外出がおっくうになってきてしまいます。
いつもとはちょっと違うところへ気分転換に是非。
遠方の方も実家帰りには是非とも。

旅行や観光に連れて行く

子供の頃はよく連れていってもらいませんでしたか?
今度は高齢の親を連れて行く番です。
あまり遠方にいくと疲れてしまいますので
程よい近場に連れていって差し上げてはいかがでしょうか。
高齢になって普段は出来ないことなので喜んでくれます。
hanasajiki
ちなみに私は毎年春秋に淡路島に行くようにしてます。
母は花が大好きなので花さじきに花を観に行きます。
これも初級編で何が好きかを知らないと出来ません。

悩み事を相談する

親はいつまでも子に頼られたいものです。
自分のほうが年老いて何もできなくなっても
いつだって子のために何かをしてあげたいんですよね。

だからたまには甘えてみてもいいんじゃないでしょうかね。
悩み事を思い切って相談してみてはいかがでしょうか。
それだけでも喜んでくれますよ。
亡くなった父の日記にも私が相談したことを書いてました。
人生の大先輩でもあるので解決するかもしれませんよ。

超上級編

手紙を書く

これは私もめちゃくちゃ抵抗がありました。
なんせ、旅行にいっても絵葉書すら出したことないんですから。
感謝の気持ちを手紙として形にすると喜んでくれます。
ippitusen
一緒に住んでるのに手紙とか無理ですよね。
そこで教えて貰ったのが一筆箋というものです。
短冊のようなもので5行程度が書けるものです。

私は日々の感謝を口で言ってるからいい。
日々の口で伝えることは大事ですがそれとはまた別なんです。
手紙を貰った側がどう思うかなんです。
口で言うのとはひと味もふた味も違うんです。

なんでか??
普通の人はなかなかやらないからです。
だからこそ、値打ちがあるんです。

去年に半年間ほど毎日書いて渡してみましたが
物凄く父も母も喜んでくれました。
父は日記に一筆箋を貼り付けてくれてました。
めちゃくちゃ恥ずかしいですけどやってよかったです。
勇気を出して是非ともどうぞ。

あとがき

親というものは子に愛情を注いでくれます。
ずっとずっと無償の愛情をです。
でも、それは当たり前のことのように思えて
それを返すという発想が意外に出てこないものです。

私はたまたま知人(相当年上の方)がいたので
これらの事を教えてもらってやることが出来ましたが
その方が居なければ到底やらなかったです。

そのおかげで父が亡くなった際には
後悔の念はあまり強くありませんでした。
いや、まあ、少しはああすればよかったってのはありますけど。

親にはほんの一部でも返さないと駄目だと思うんですよね。
親はいつだって自分に味方してくれる唯一の存在です。
そこに感謝を示せなくて、どこの誰に感謝を示せるのでしょうか。

ここでは親孝行について記述してますが
実はそれだけにはとどまらないのです。
両親に感謝が出来ない人は
他人には到底、心底感謝することが出来ないということです。

考えてみれば容易にご理解いただけるとは思うのですが
親以上に愛情を注いでくれる、お世話になる人は居ません。
そもそも生んでくれていることに感謝すべきです。
健康な体であればそれは尚更のことです。
ですので親に感謝が出来ない人は誰にも感謝が出来ないという結論に至るのです。

外に出た際にそれがもろに出てしまうのです。
賢い人であればそれを表面上は取り繕うことが出来るのですが
ふいになにかのはずみで人間の本質というか本性が出てしまうのです。

特に目上の人に対してね。
友達とか知人の目上じゃないですよ。
上下関係のある上ってことだから要するに上司ってことですよ。

心当たりはありませんか?
両親とうまくいってない人は上司ともうまくいってない。
実はこれは結構なあるあるなのです。

知らず知らずに悪癖ともいえる本性が出る。

この悪癖は感謝の心を育めば出にくいのです。
実は親孝行とは親の為にやるのは勿論のことなのですが
上記のことを鑑みると結局は自分の為にやるという風にも言えるのです。

親孝行とは基本中の基本になってくるものというのが結論です。
それに気づいたのはとても遅くて40になってからでしたね。
後悔のない親孝行をしていきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきまして
誠にありがとうございました。
ほんの少しでも心に残していただければ尚嬉しいです。

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